任期満了に伴う横須賀市長選は30日、投開票される。立候補しているのはいずれも無所属で、届け出順に現職の吉田雄人氏(37)、元市民団体代表の岸牧子氏(56)、前副市長の広川聡美氏(61)の3人。
「脱官僚主義」を掲げた吉田氏による1期目4年の市政の評価が主要争点。3氏が人口の減少や財政の硬直化、地域経済の活性化、育児支援などをめぐる主張を展開してきた。
吉田氏は「選ばれる街」をスローガンに、自転車で市域を回って実績を強調している。広川氏は自民党の小泉進次郎衆院議員らの支援で組織を固め、個人演説会を重ねて浸透を図る。岸氏は米空母の母港化返上や脱原発、子育て支援の充実を主張し、知名度の向上を狙う。投票率の動向も勝敗を左右しそうだ。
22日現在の有権者数は34万8651人(男17万2787人、女17万5864人)。
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