
開成町で初の総合型地域スポーツクラブの設立に向けた準備委員会が21日に発足した。町や町内の競技関係者、平塚市のNPO法人「湘南ベルマーレスポーツクラブ」のメンバーら14人が参加。2014年4月の設立を目指し、取り組みを本格化させる。
全国の市区町村に総合型地域スポーツクラブを設立する目標を掲げた文部科学省のスポーツ基本計画を受け、町は12年度から事業計画の素案作りに着手。開成水辺スポーツ公園(同町吉田島)の指定管理者の一つであるベルマーレスポーツクラブなどとともに検討を進め、幅広い世代が楽しめる「親子サッカー」「ソフトボール」「走り方・ウオーキング」の教室を毎月開催することなどを盛り込んだ。
21日夜、開成町民センターで開かれた準備委員会の初会合では、素案の3競技を正式に決定。今後は他の競技についても検討し、開催頻度やPRの方法などについて話し合う。8月から来年3月まで毎月、3競技の教室を試験的に開催して課題を探り、具体的な事業内容を決めていくという。
同委員会の薗田稔会長は「町民の声を聞いて、ニーズにあったスポーツクラブをつくりたい」と話していた。
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