
道路や公共施設の不具合や補修すべき箇所の発見を目的とした開成町職員によるパトロールが、8日から始まった。本年度からは自転車を活用、より歩行者に近い目線できめ細かくチェックし、改善につなげる。
2012年度までは、主に道路や公園を対象に職員が車で見回りをしていたが、より地道な方法に見直すとともにチェックの対象も広げた。毎月1回、計画的に行っていくという。
この日は職員20人が3グループに分かれ、北部の田園地帯、中部の住宅街、南部の富士フイルム周辺で2時間ほど活動。町道の陥没など16カ所を確認した。
住宅街では、町道の陥没箇所について、車だと衝撃を感じるとして報告書に記入。道路標識が折れ曲がっていて見えにくくなっていたり、街路樹の枝が歩道まで伸びて通行者の妨げとなっていたりするところも確認した。
まずは1年間取り組み、緊急性が高いものについては随時対応していく。担当の町財政課は「今まで気付いていなかった部分は意外と多い。きめ細かく確認し、住みやすい町にしていきたい」と話している。
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