社民党県連合(代表・福島瑞穂党首)は17日、横浜市保土ケ谷区で開いた定期大会で、夏の参院選に独自候補を擁立する方針を確認した。すでに数人に絞っており、27日までに決定したい考えだ。
参院選の対応で社民党本部は、3人区以上の選挙区では独自候補を立てる方針を示している。金子豊貴男県連合代表代行らは会見で「(党首の)お膝元で候補者を出さないと迫力に欠ける。県連合として(党方針に)応えたい」などと説明。
護憲や脱原発を軸にした統一候補の模索は「頭では整理できても簡単にまとまる話ではない」(高橋八一県連合幹事長)として、神奈川では見送る意向を明言した。
大会は惨敗した衆院選について「結党以来の存亡の危機」などと総括。参院選に向け「改憲阻止、国民生活向上、脱原発」などを前面に打ち出す姿勢を強調した。
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