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今夏の市営プール再開延期、地元と存廃議論へ/小田原

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2013年2月27日(水) 22:43

小田原市は27日までに、市営「国府津海水プール」(同市国府津)の今夏シーズンの再開を延期することを決めた。老朽化している施設の存廃について2013年度に利用者や地元の意見を聞き、方向性を決めるという。

同プールは11年9月の台風15号による高波で海水を取り込む井戸の枠などが破損、12年の7月14日から8月31日までの開場が休止に追い込まれた。

市は再開に向けて事故原因の調査に着手。その結果、破損箇所は取水井戸の一部、導水管3本、吸水管に及び、激しい波に洗われて露出したことが原因と推定された。

合わせて検討した改修法は、設備の更新に加え、防護用のコンクリート製設備や、衝撃に強い配管などを新たに導入。工事費は約2300万円になると見積もられた。改修はかつてない規模になるという。

一方、同プールは建設から56年が経過して設備が老朽化。25メートルのプール、幼児用プールがあるが、年間利用者は4千人程度で、ピーク時の約5分の1に減少している。年間維持費は約300万円。

また、その後開通した西湘バイパスの高架の下になり「日陰になって寒い」と不評の声も上がっていた。1999年にプール前の海岸が遊泳禁止となって無料化したが、利用低迷に歯止めがかかっていないのが現状だ。

こうした費用対効果の課題に加え、海岸後退の深刻化も市が方針見直しを求められた要因になっている。

市スポーツ課は「開設時に比べて海浜が約80メートル狭小化している。県が浸食防止策を講じているが、既に手前数メートルまで波が来ている。この問題についても議論、検証したい」と話している。

市営プールはほかに「御幸の浜プール」(同市本町)がある。いずれも海岸沿いにあって、県内でも珍しい海水使用の施設になっている。

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