鎌倉市13年度予算案、15億円寄付で3年ぶりプラス編成/神奈川
政治・行政 | 神奈川新聞 | 2013年2月6日(水) 22:31
鎌倉市は6日、総額1023億6千万円の2013年度当初予算案を発表した。一般会計は580億8200万円。世界遺産ガイダンス施設予定地を所有する財団からの寄付金15億円が基金への積み立てとして計上されたことで、3年ぶりのプラス編成となった。
一般会計の歳入のおよそ6割を占める市税は横ばい。自主財源全体は寄付金分を除くと、基金繰入金の減額調整で前年度より微減となる。
歳出は、職員給与の暫定削減などで人件費が8・3%減となった一方、扶助費の増加に伴い、消費的経費は前年度とほぼ同額で全体の61・9%を占めた。投資的経費は名越クリーンセンター延命化の改修工事などにより、1・3倍となった。
市債は28億3500万円を発行する。13年度末の残高は394億9千万円の見込み。
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