日本維新の会、全選挙区擁立目指し県総支部発足へ/神奈川
政治・行政 | 神奈川新聞 | 2013年2月5日(火) 00:28
日本維新の会に所属する県内議員らが、地方組織「神奈川県総支部」(仮称)を発足させることが4日、同党関係者への取材で分かった。2年後の県議選と3政令市議選で、すべての選挙区での候補者擁立を目指し、党勢拡大に向けた基盤固めを急ぐのが狙いだ。近く会見で明らかにする。
総支部は、3月にも開かれる結党大会での党規約改正を踏まえ、正式に発足する見通し。現職の国会・地方議員を束ねるとともに、新たな党員を増やすために地方組織の整備が必要と判断した。代表は所属議員らによる投票で決めるとしている。
総支部立ち上げに向け、水戸将史参院議員(神奈川選挙区)を代表とする「設立協議会」の初会合が2日、横浜市内で開かれた。協議会には水戸氏のほか、松田学衆院議員(比例南関東)、飯田満県議(川崎市宮前区)、政令・一般市議らが名を連ね、次期統一地方選での候補者擁立方針などを決めたという。
水戸氏は神奈川新聞社の取材に対し、「統一地方選に向けて、党の足腰を強くする必要がある。衆院選の落選者のほか、志を同じくする人が広く参加しやすいように、地方組織があった方がいい」と話した。
【】