
県警は18日、横浜市中区の県警本部で定例署長会議を開いた。久我英一本部長は幹部職員に対し、「職員が一丸となって職務にまい進する活力ある職場づくりに全力で取り組むことを期待する」などと訓示した。
会議には各部長や課長、署長ら約140人が出席した。久我本部長は、刑法犯の認知件数が4年連続で減少し、交通事故の発生件数が前年を下回るなど昨年の労をねぎらう一方、「県民の体感治安は改善されていない」と指摘。地域の情勢に即した警察活動や官民一体の各種対策、少年の誤認逮捕や逗子でのストーカー殺人事件などを教訓とした対応を求めた。
また黒岩祐治知事は、サイバー犯罪などを念頭に「新しいタイプの犯罪に対しての研さん、勉強、対応を続けてほしい」とあいさつした。
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