川崎市内の自然や史跡を巡る散策コース「川崎ふるさとの小径(こみち)」のガイドマップが、全面リニューアルされた。これまでの折り畳み形式を冊子形式に変更し、認定されている全10コースを紹介。持ち運びと歩きながらの見やすさに配慮した。
認定は1978年、「多摩自然遊歩道」が皮切り。市内に残る自然や史跡をつなぎ、市民に親しんでもらうことが目的だった。順次コースも増え、2008年には小径へ名称を改めた。ガイドマップは03年に一部改訂したが、全面的な見直しは初めて。リニューアル後の冊子のタイトルは「川崎散歩ゆるり旅」。1コースずつ、見開きの2ページに地図を掲載し、さらに次の2ページでコース内の各見どころについても解説している。
コースは、緑地の中を歩くものや多摩川沿いを訪ねるもの、桜やアジサイの花が楽しめるものなど多彩で、さまざまな魅力に触れることができる。各区役所や支所、出張所などで無料配布。問い合わせは、市緑政課電話044(200)2381。
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