茅ケ崎市は6日、保存しなければいけない住民異動届1500枚超を紛失したと発表した。
市によると、紛失したのは昨年8月に市本庁舎で受け付けた1527枚。昨年11月に専用の段ボールに入れて書庫へ移したが、今年3月に確認したところ、なくなっていた。
市行政文書管理規則は5年間の保管を義務付けており、市は住民異動届を市民課の書庫に一時保管していた。しかし、同書庫には廃棄する公文書も置かれており「廃棄すべきではない異動届が混在し、誤って焼却処分した可能性が高い」としている。
服部信明市長は「雑然とした書庫で、保存用と廃棄用の文書を一緒に保管していたこと自体が問題で、住民の方には大変申し訳ない。今後は収納スペースを分けて整理し、保管する」と謝罪した。