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准看護師養成の停止問題:民間の補助金2年延長、県と医師会が合意/神奈川

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2012年11月23日(金) 00:15

准看護師養成の停止問題で、県は22日、民間の養成施設に対する運営費補助を2年間延長することを決めた。2015年春入学生が卒業する16年度末まで補助を続ける。県医師会などの反発で膠着(こうちゃく)状態が続いていた問題は、半年ぶりに決着することになった。

黒岩祐治知事と大久保吉修県医師会長が会談し合意した。黒岩知事は記者団に「合意を得ることが大事だ。年限を切り、看護師養成に変わることが決まった。ほっとしている」と話した。

補助延長の対象は川崎、小田原、相模原市内の3校で、それぞれ年間約806万円の補助を継続する。このほか県医師会が看護師課程への転換を図る取り組みを早期に検討することや、転換施設に対し県が十分支援することでも合意した。

県立衛生看護専門学校の准看護学科は、予定通り13年春入学生を最後に募集を停止する。

准看護師養成問題は6月、外部有識者会議が早期停止を提言したことが発端。以前からの持論だった知事が民間施設への補助も13年春入学生を最後に打ち切る方針を示したが、県議会でも性急さを指摘する声が出ていた。

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