衆院4区(横浜市栄区、鎌倉・逗子市、三浦郡)から民主党公認候補として出馬予定の横浜市議・荻原隆宏氏(42)=西区選出=は、21日付で市議の辞職願を提出する方針を固めた。これに伴い、西区(定数2)の市議補選の投開票が衆院選と同じ12月16日に行われる見通しだ。
民主党は補選で後任候補を擁立する方針で、自民党やみんなの党も擁立の意向を示している。
公職選挙法では、市町村議会の議員の欠員が選挙区定数の6分の1を超えた場合、補選を行うと規定。西区は1人欠員となれば補選の対象となる。投開票日は、辞職願を受理した市会議長が市選挙管理委員会に対し、欠員の通知をした日から50日以内と定められている。
民主党は補選が衆院選と別に行われれば、約6千万円を充てる必要があることなどを踏まえ、衆院選と同日投開票できるよう調整した。告示は12月7日。市選管によると、同日選の場合の費用は2千万円弱という。
西区は昨年4月の統一地方選で自民、民主、みんなの各党1人が出馬。自民と民主が当選していた。
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