相模原市と流通大手のイオンは23日、包括連携協定を締結した。同市とイオン子会社のイオンリテールは昨年2月、観光振興や子育て支援など10項目について連携協定を結んでおり、新たに「電子マネー」「生涯学習およびスポーツ」の2項目を加えた包括連携協定とした。加山俊夫市長とイオンの村井正平専務執行役が出席して締結式を行った。
電子マネー分野では、相模湖と桜をあしらったデザインの「さがみはら潤いWAON」を11月から、南関東のイオンの店舗で発売する。利用金額の0・1%を「暮らし潤いさがみはら寄付金」としてまちづくりに役立てる。
スポーツ振興では、同市内に本拠を置くアメリカンフットボールのノジマ相模原ライズ、ラグビーの三菱重工相模原ダイナボアーズ、サッカーのSC相模原とノジマステラ神奈川にちなみ、「スリーフットボール弁当」を県内のイオン19店で10月25日から販売する。ボールに見立てた3個のつくねと半熟卵を添えた。
締結式で加山市長は「今後も知恵を絞って地域活性化に協力いただきたい」などとあいさつした。
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