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財政再建へ3カ年計画、3億円の歳出超過解消を/南足柄

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2012年10月16日(火) 22:04

歳出カットと歳入増に向けたプランなどが説明された市政懇談会=15日夜、南足柄市役所
歳出カットと歳入増に向けたプランなどが説明された市政懇談会=15日夜、南足柄市役所

財政再建を目指す南足柄市が2013年度から、歳出削減と増収対策をセットにした3カ年プランに乗り出す方針を固めた。人件費のカットを拡大するとともに、住民票発行などの窓口業務を民間に委託。一方で、日帰り入浴客からの入湯税の徴収などを実施し、15年度に3億円が見込まれる歳出超過を解消する考えだ。

歳出抑制策の主なものは▽職員給与や手当のカット(15年度効果額8300万円)▽特定健康診査や高齢者インフルエンザ予防接種の自己負担分見直しなど受益者負担の適正化(同1100万円)▽図書館や文化会館の指定管理者制度への移行(同2100万円)。

さらに職員数の削減(同6200万円)を進め、戸籍や住民票などの交付や登録を担う市民課の窓口業務を民間に委託(同100万円)する方向だ。

一方、歳入増に向けた取り組みとして、市税や公金の収納対策強化(同3300万円)、入湯税の課税免除見直し(同700万円)、市有施設での自動販売機設置業者の入札(同1100万円)を実施するとしている。

人件費や扶助費など義務的経費に見合った財源を確保できず、2011年度決算で財政の硬直度を示す経常収支比率が102・4%と、県平均(92・4%)を大きく上回っていた同市。県内では三浦市に次いで高い水準で、厳しいやりくりが続いている。

市企画課によると、市税収入の柱である法人市民税はリーマン・ショックの影響で2009年度以降、回復の兆しは見られず、11年度の市税収入は約75億円にとどまった。市の推計では、15年度に3億円の歳入不足に陥る危険性があり、12年度に実施している対策と3カ年プランとを組み合わせて健全化を図り、経常収支比率90%を目指すとしている。

市は同プランについて15日夜から、市政懇談会で住民への説明を始めており、来月2日まで計7回開催して、最終的にとりまとめる方針。加藤修平市長は「単年度収入で支出をまかなえる財務体質をつくっていかなければならない。皆さんにご理解とご協力をお願いしたい」と話している。

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