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等々力競技場の改修が本格化、工事中も公式戦開催、客席数減など影響も/川崎

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2012年10月14日(日) 00:23

サッカーJ1・川崎フロンターレの本拠地「等々力陸上競技場」(川崎市中原区)の改修工事が、いよいよ本格化する。ホーム最終戦(11月24日)終了後、メーンスタンドの建て替えに着手。2015年春の完成を目指す。工事中の13・14年シーズンも、仮設スタンドを設けて同競技場でホームゲームを開催する方針だが、客席数減などサポーターへの影響もありそうだ。

同競技場は1967年供用開始。主にサッカーと陸上競技が行われてきた。Jリーグ発足と同時にヴェルディ川崎(当時)のホームスタジアムになったことから、93~95年にサイド、バックの両スタンドを整備し、今日に至っている。

今回の改修は、施設の老朽化が要因。「フロンターレがJ1屈指の強豪に成長するにつれ観客も増えた。円滑な試合運営を行うためにも改修の必要性がある」と市側。2008年11月には全面改修を望む請願が約22万人の署名とともに提出され、市議会で採択された経緯もあった。

市は同競技場を含めた等々力緑地の一体的な再編整備を目指し、検討委員会を設置。昨年3月には実施計画をまとめた。

同競技場に関しては、メーンスタンドの改修を第1期に位置付け先行させる。第2期のサイド、バック両スタンドの整備は2018年以降に着手する。工期を分けることで、改修中のホームゲーム開催が可能になる利点があるという。

新メーンスタンドは、席数を現在の約3400席から1万席程度へ増設。要望の多かった屋根も、全席が覆われる形で設置する。

改修中は、メーンスタンドと陸上トラック間に、鉄筋造の仮設スタンド(長さ約170メートル、奥行き約10メートル、最大高さ約14メートル)を設けて対応する。ただし、席数は500程度となる見込みで、13・14年シーズンは現スタンドより収容人数が2900人減る見込みだ。

メーンスタンド整備の総工費は約89億円(予算額)。費用の一部に充てるため、市は同競技場整備基金を設けて、サポーターから寄付を募ってきた。ことし10月1日時点の積立額は約3300万円。このうち約2900万円がフロンターレからの寄付金という。

長年、全面改修を訴えてきたサポーター団体「川崎華族」の山崎真代表(33)は「限られた費用・条件の中でベターの選択」と今回の計画を歓迎。2シーズン席数が減ることにも、「観戦機会が奪われることのないよう、席ツメ(席を詰めて座ること)の徹底などクラブとも協力して取り組みたい」とする。

その上で「市営である以上、フロンターレだけのものではなく、市民の憩いの場でなくてはならない。多くの人が行ってみたいと思う仕掛けを盛り込み、まちのシンボルのようなスタジアムにしてほしい」と望んでいる。

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