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地域医療、介護と連携へ 市が2大学病院を認知症センターに指定/川崎

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2012年9月28日(金) 22:17

認知症に対する地域保健医療水準の向上へ向け、川崎市は28日までに、聖マリアンナ医科大学病院(宮前区)と日本医科大学武蔵小杉病院(中原区)の2病院を認知症疾患医療センターに指定した。国の補助事業として、地域のかかりつけ医と連携した専門医療の提供、医療と介護支援の連携を進める。各病院のこれまでの取り組みを生かし、12月以降の運営開始を目指す。

同センターは、認知症高齢者の増加を踏まえ、地域の医療、介護機関などとの連携を強化するため、厚生労働省が従来の老人性認知症センターを見直して導入。都道府県、政令指定都市が認定し、認知症に対する地域の中核医療機関として位置付けられる。

川崎市は本年度、市内病院を対象に同センターの公募を実施。庁内の選考委員会で聖マリアンナ医科大学病院と日本医科大学武蔵小杉病院を選考し、国との協議を経て、8月中旬に指定した。専門医療を提供しながら、身体合併症への対応や重い精神症状を持つ患者の受け入れなどの機能を担う。地域のかかりつけ医を対象にした専門医療の研修会開催など、地域機関との連携も進める。

両病院は、認知症に関する鑑別診断や治療などを実施してきた実績を持つ。聖マリアンナ医科大学病院は、2010年度末まで老人性認知症センターの指定を受け、認知症に関する相談や研究を行うとともに、家族介護者に対する支援のための指導講座や家族会の開催などにも取り組んでいる。

日本医科大学武蔵小杉病院は「街ぐるみ認知症相談センター」を設置。市民向け公開講座の開催、専門医による相談、かかりつけ医や介護機関につなげる地域連携体制の構築に向けた取り組みを進めてきた。

厚労省の調査によると、認知症高齢者は12年に300万人を突破、10年間で倍増した。病院や施設の入所から地域介護への移行が進んでいないなどの課題が指摘されている。

市は本年度からの3年計画の「かわさきいきいき長寿プラン」で、認知症高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けられる支援体制の必要性を提示。併せて、医療と介護の連携強化へ、川崎市医師会を中心に看護、介護など認知症ケアに携わる関係者で構成する「川崎市認知症支援連携会議」を開催。医療と介護の連携など具体的な事例の検討に着手している。

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