高津の40年振り返る、区制記念イベントで写真や区民の声を紹介/川崎
政治・行政 | 神奈川新聞 | 2012年8月25日(土) 23:03
川崎市高津区の区制40周年の記念イベント「未来に伝えたい高津の記憶」が25日、同区の高津市民館で開かれた。懐かしい写真や現在の区民にインタビューした映像で区の歩みを振り返るとともに、地元ゆかりの音楽家が演奏を行い、節目を祝った。
川崎市が政令指定都市に移行した1972年4月、高津区は誕生。現在の宮前区のエリアを含めて当時21万7千人だった人口も、いまでは両区ともに22万人を超え、発展を続けてきた。
記念イベントは、こうした高津の歴史を見つめて魅力を再確認するとともに、まちづくりの将来像を思い描くため企画された。
区内五つの保育園の園児約120人による合唱で幕開け。「映像でたどる高津のあゆみ」では、宅地開発の風景や多摩川の砂利採取場、昭和30年代のお祭りなど懐かしい写真がスクリーンに映し出された。
また、ピアニスト・小原孝さんが「私の好きな高津」と題して、トークコンサートを行った。
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