逗子市は18日、インターネットで公売する差押品の下見会を同市役所で開催する。天然石の彫刻品など12点が並ぶ。公売への参加申し込みは20日まで、入札期間は27~29日。
市が市民の税負担の公平性を確保する目的でインターネット公売を実施するのは昨年に続き2回目。昨年はラジカセやブランデー、ネクタイピンなど計12点を出品し、このうち11点が計約4万3千円で落札した。
今年公売する差押品(最低公売価格)は(1)天然石ローズストーンの白菜を模した台座付き彫刻品(23万8千円)(2)天然石ブルーレースによる竜2頭の彫刻品(19万400円)(3)白水晶の獅子の彫刻品1対(18万3600円)のほか、天然石と貝をちりばめた地球儀(2万5500円)、台座付きパワーストーン2点(2万6700円、5万8800円)、鎌倉彫木製菓子鉢(500円)など計12点。
既に「Yahoo!JAPAN 官公庁オークション」サイトに物件一覧を掲示しており、市役所で18日に開催する下見会では午前9時から午後4時まで本物を確認することができる。
市納税課は「差押品の売却額を滞納市税に充当できるので、より多くの方々が“競り”に参加してほしい」と話している。問い合わせは、同課電話046(873)1111。
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