消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案の採決をめぐり、民主党の橘秀徳氏(衆院13区)は23日、厳正な処分を覚悟の上で造反する意向を示した。大和市で開いた国政報告会後の取材で、離党について問われ「執行部に造反するわけだから、厳しい処分やそのこと(離党)は覚悟してやらなくてはならない」と答えた。
橘氏は報告会で「消費増税は党のマニフェスト(政権公約)で約束したことに反する。議席を預かる立場として賛成できない」と表明。党の方針に反する投票行動になることについて「険しい道になると思うが、自分の信念を貫かせていただきたい」と理解を求めた。
報告会の参加者からは「マニフェストの約束を守ろうという人がどうして造反といわれるのだろうか。党を出ていくべきは執行部の方だ」、「造反したら党に居づらくなる。(できるだけ早く)立場を鮮明にした方がいい」などの意見が出た。
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