茅ケ崎市の津波ハザードマップ改訂版が完成した。東日本大震災を受けて県が3月末に公表した津波浸水予測図をもとに、市は従来版の見直し作業を進めていた。12万部を発行し、7月上旬から自治会などを通して配布される。
改訂版マップ(A2判カラー)に加え、各家庭で避難先や経路を確認してもらうための別冊のハンドブック(A4判カラー、16ページ)を新たに作成したのが特徴。ブックには確認後の結果を書き込む欄も設け、自助を促す狙い。
服部信明市長は21日の定例会見で「マップは家の見えやすいところに貼って日ごろの意識づけに活用してもらい、ブックは手元に届いてからが始まりという意識をもって使ってもらいたい」と話した。
7月上旬から市内の公共施設でも配布する。
【】