7月1日告示、同8日投開票の綾瀬市長選に3選出馬の意思を表明している笠間城治郎市長(68)は31日、2期目の市長選時のマニフェストの実施率について「78%だった」と述べた。基本的には「掲げた政策で実施できたか、できなかったか」という基準で、市長自身と市企画部職員が評価したという。
笠間市長は「7つの目標」と題した46項目のマニフェストを作成。「実施し、今後も継続する」を○、「着手し、取り組んでいるが完了しないもの」を△、「検討したが実施できないもの」を×の3段階で評価した。
○は「職員が市民感覚を持つ」「自主防災力の強化」「緑地保全区域を拡大する」など36項目。△は「基地の整理縮小の要望」「綾瀬警察署の設置促進」など10項目。×はなかったという。
笠間市長は「実施率が70%を超えたのはよかった。市民の協力で実現できた」と話した。市長選には笠間市長以外に立候補を準備する動きは表面化しておらず、無投票となる可能性が指摘されている。
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