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川崎市とバイオマス発電所、廃材燃料化で連携/神奈川

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2012年5月6日(日) 22:07

川崎市内発生の廃材の利用を開始した川崎バイオマス発電所=川崎市川崎区
川崎市内発生の廃材の利用を開始した川崎バイオマス発電所=川崎市川崎区

地域内での資源循環に基づく再生可能エネルギーの導入推進へ、川崎市が、市内で発生する廃材などを活用したバイオマス(生物資源)発電の取り組みを進めている。臨海部で稼働する川崎バイオマス発電所(川崎区扇町)と連携し、チップ燃料として市内で発生する廃材を活用することで、廃材の発生から燃料化、発電までの過程を見える形で示す狙い。

川崎バイオマス発電所は住友林業などの出資で設立され、昨年2月に運用を開始。燃料には建設廃材などを活用した木質チップを使用しており、100%バイオマス利用の国内最大発電設備(出力=約3万3千キロワット)として知られる。

東日本大震災、原発事故を機に、再生可能エネルギーに対する関心が高まる中、市は同発電所で使用する燃料に市内の流通、工業農業部門で発生する廃材の利用を検討。今年3月からパイロット事業として、市北部市場(宮前区)で発生する廃パレット(荷役台)を利用することになった。数量は月間約10トンで、出力1万2千キロワット(約40世帯分)に相当する。

同時に、市内製造業者から排出される製品梱包(こんぽう)材(月間約5トン)の利用も開始。今後、農業部門では市内ナシ園の間伐木材の活用も予定するなど、取り組みを広げていく計画だ。市内の特定の事業所などから排出される廃材を燃料として使うことで、地域内の資源循環を具体的に示す試みとなる。

バイオマス発電は、植物の光合成による二酸化炭素(CO2)の吸収量と、植物の焼却によるCO2排出量が相殺される「カーボンニュートラル」でもあり、地球温暖化防止にも貢献する。市経済労働局は「バイオマス発電と市内で発生する廃材を結び付け、低炭素社会の実現による地域貢献を進めていきたい」としている。

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