大和市は17日、5月1日から市職員のクールビズを始めると発表した。原発事故後の電力不足を受け、例年の6月1日より1カ月前倒しした。
昨年は国の開始時期5月1日に始められず、同16日からスタートした。遅れた理由について、市人財課は「市民の理解を得るため、ある程度の周知期間が必要だった」と説明する。
職員の服務規程は服装について、「端正で品位を保つ」としており、特にスーツやジャケットの着用は義務づけていない。ただ、ポロシャツの場合、市民から「だらしがない」と苦情も寄せられるという。今年は10月31日まで実施し、期間中は上着を着用せず、ノーネクタイやポロシャツ、開襟シャツでの勤務ができる。
近隣の自治体では、綾瀬市は「5月中には始めたい」、座間市は「例年通り、6月から9月いっぱい実施する方向で考えている」という。
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