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安値競わせる入札方式、県が物品調達で試行/神奈川

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2012年4月16日(月) 21:19

県は2012年度から、入札参加業者に安値を競わせる競り下げ方式の入札(リバースオークション=RA)を、県立高校のパソコンのリースなど物品調達で試行する。県によると、RAでリース契約の入札を行うのは官公庁としては全国でも初の試み。

RAによる物品調達が試行されるのは、県立高校のパソコンなどのリース契約(入札開始価格の見込額2000万~3000万円)、県庁内で使用するコピー用紙(同3000万円)と事務用品(同700万~1000万円)の計3件。

県調達課によると、RA運営事業者に委託した上で、5月から入札公告をスタート。7月から順次開始する。県の入札参加資格者名簿に登録されている業者であれば参加可能とし、所在地や事業規模などによる参加要件は設定しない。

県は2月、県立相模三川(さんせん)公園(海老名市)内の太陽光発電施設整備事業に伴う工事用資材調達で初めてRAを実施。2社が参加し、1198万円の開始価格に対し600万円で落札、削減率は49・9%だった。

黒岩祐治知事は「効果や課題を検証したうえで、今後、対象を拡大したい」としている。

◆リバースオークション

買い手が最も安い価格を提示した売り手を選ぶ競争入札。通常のオークションは売り手が買い手を選定するため、逆オークションとも呼ばれる。通常の入札と異なり、ノウハウを持つRA事業者に委託した上で行われ、期間内であれば、競合相手の入札価格を見ながら何度でも価格を変えて入札することが可能。

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