旭区で15万円の助成金給付漏れミス、市職員の引き継ぎ不十分/横浜市
政治・行政 | 神奈川新聞 | 2012年3月6日(火) 23:13
横浜市は6日、旭区保険年金課が少なくとも区民8人に約15万円分の助成金などを給付していないミスが見つかった、と発表した。担当の男性職員(46)は2009年5月から長期休職しており、引き継ぎが不十分だったという。
旭区保険年金課によると、今月1日、事務所内のレイアウトを変更するため、同職員の保存文書類を整理したところ、08年度中に処理すべき書類が見つかったという。調査した結果、07年度と08年度に区民が申請した小児医療費給付約12万6千円分など計約15万円分が支払われていないことが判明。ほかにも支払い漏れもあり、調査している。
同課は対象者に説明と謝罪をした上で支給を行う。「職員が保管場所でない個人のロッカーに書類をしまっていたため発見が遅れた。未処理事務の引き継ぎを徹底する」と話している。
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