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Vote18歳選挙
10代に有権者の自覚 初の投票終える

選挙 | 神奈川新聞 | 2016年7月12日(火) 10:08

 70年ぶりの選挙権年齢引き下げ後、初の国政選挙となった参院選。県内の18、19歳の「新有権者」は、それぞれの思いを胸に1票を投じた。教育や福祉の充実、女性目線の政治、戦争のない未来…。若者の政治離れが懸念される中でも、選挙の主役を自覚し、政策の行方や選挙結果に「自分事」として向き合う10代の姿が浮かび上がった。

 「奨学金の問題など教育に関わることが一番書いてあったし、分かりやすかった」。横須賀市に住む私立高校3年の宇田龍正さん(18)は、選挙公報を読んで各候補を比較し、与党候補に投じた。比例代表は親の助言もあったが、自らの意思でその候補が所属する政党を選択。「正直、1票で変わるとは思わないけど、自分が投票しない政党に対して『NO』と言える」と話し、意思表示することの大切さを実感していた。

 「安保関連法に不信感がある」と話す平塚市の男子学生(18)は野党候補に投票。複数候補の中で「政策に現実性があり、経歴もしっかりしている」ことが決め手となった。

 中には、選挙区と比例代表ともに白紙を投じた高校生も。憲法改正問題に関心を持つ市立高3年の渡部直樹さん(18)=川崎市川崎区=は「意中の候補について調べたら期待していた憲法観と違っていた。他にも入れたい候補者がいなかった」と話した。

 選挙権年齢の引き下げを「いきなり」と感じて戸惑う10代も少なくなかったが、その多くがインターネットで情報を得たり、親に相談したりして考えたという。公務員の齋藤千晴さん(19)=鎌倉市=は「これからも選挙はあるので、もっと政治について勉強したい」。有権者が政治の主役との意識が芽生え、自らが描く未来は1票から始まると確信していた。

新有権者、初めての投票を終えて

・女子高校生(18) 秦野市
  ようやく国民の一人になれたと思い、うれしかった。
・男子高校生(18) 横須賀市
  政治家に全幅の信頼は寄せられないけど、子育てや福祉に力を入れてほしい。
・男子高校生(18) 横浜市南区
  今回は18歳の記念で投票した。「義務」が一つできたという感じ。
・女子高校生(18) 二宮町
  政治は身近ではなく、分かりづらい。投票に行くか迷ったけど、親に背中を押された。
・男子学生(18) 平塚市
  日本人がテロや事件に巻き込まれないよう、近隣諸国とうまく付き合う政治を期待。
・男子高校生(18) 相模原市中央区
  高齢者向けの政策だけでなく、若者向けの政策をもっと打ち出してほしい。
・女性公務員(19) 鎌倉市
  候補者には若い世代にも分かりやすい言葉を使ってほしい。

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