参院選神奈川選挙区では自民、公明の与党が4議席のうち3議席を占める強さを見せつけた一方、民進党も1議席を確保して意地を見せた。戦いを振り返り、今後の神奈川県内政界への影響を探る。 =敬称略

参院選投開票から一夜明けた11日朝。JR関内駅頭で、2人の当選者が通勤客にあいさつをしていた。
自民党の三原じゅん子(51)と中西健治(52)だった。互いに気付いて会釈し、握手を交わした。
だがその後、2人の距離が縮まることはなかった。
党県連は選挙戦で三原を「唯一の自民党公認候補」として支援。一方の中西は自民党推薦を得た無所属候補だったが、当確直後に…