県選挙管理委員会は27日、参院選神奈川選挙区(改選定数4)の期日前投票の開始から4日間の状況をまとめた。投票者は10万5459人で、前回参院選(3日間)の1・6倍だった。
今回の参院選は沖縄戦戦没者を追悼する「慰霊の日」(23日)を避けて公示日が22日に前倒しされたため、選挙期間は通常より1日長い。集計期間も1日長いが、県選管は「その点を加味しても、期日前投票者数は前回より増えている。期日前投票所も前回より10カ所増えており、一人でも多くの人に投票してほしい」としている。
投票者数は前回に比べ、県内の33市町村すべてで増えた。最も伸びたのは南足柄市で2・69倍(285人増)。二宮町の2・54倍(176人増)、箱根町の2・34倍(87人増)が続いた。