3月中に合流して民進党を結成する民主、維新両党が、次期衆院選で神奈川6区(横浜市保土ケ谷、旭区)に維新・現職の青柳陽一郎氏(46)を引き続き擁立する方向で調整していることが18日、分かった。
民主・元職で6区の公認候補予定者になっている三村和也氏(40)は他の小選挙区に転出する見通し。関係者によると、空白区となっている神奈川18区(川崎市高津、宮前区、中原区の一部)への国替えが有力とみられる。両党は27日に都内で開く新党結党大会前の決着を目指して調整を進める。
6区は、県内全18選挙区で両党の候補者が競合する唯一の選挙区で、合流に当たり、候補者調整が必須となっていた。18日の民主党県連の集いで、同党衆院議員が三村氏について「おそらく、新しい選挙区が見えてくる」と述べた。
青柳、三村両氏は2014年の衆院選で、ともに6区から立候補。維新公認の青柳氏は次点ながら比例南関東ブロックで復活当選。民主公認の三村氏は3位で、比例復活もならず落選した。