維新の党県総支部は20日、横浜市保土ケ谷区で臨時大会を開き、来夏の参院選で候補者を擁立する方針を確認した。江田憲司最高顧問(衆院8区)は大会で「有為で手あかの付いていない人材を立て、必ず当選させないといけない」と強調。大会後の記者会見で、みんなの党時代の2010年、13年の参院選を振り返り、「(神奈川全体で)心を一つに戦えなかった。今度こそ、神奈川・維新が結束して応援できる人材を擁立したい。その意味で(候補には)清新さが大事だ」と言及した。
青柳陽一郎代表(比例南関東)は「常識的にはしっかりした人材を1人擁立し、当選に全力を挙げる」とし、9月に予定される党代表選後を念頭に選定を進める考えを示した。
4月の統一地方選に関し、青柳氏は「党勢拡大に至らず、伸び悩んだ」と総括。「自民党にも民主党にもできない改革を掲げ、参院選に向け、結束して取り組もう」と呼び掛けた。