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  5. 戦いの構図 神奈川県議選<3>

◇横浜市

無投票の可能性も



【金沢区】
 定数2に現時点で立候補を表明しているのは、自民と民主の現職2人。前回は定数が1減し2議席を現職3人が争う注目区だったが、無投票の可能性もある。

 自民・国吉は、議長も経験したベテラン。人口減社会に向けた子育て支援や福祉充実を訴える。

 民主・松崎は、情報労連の組織内候補。行財政改革や、障害者福祉施策の充実を掲げる。

自民初の2人擁立


【港北区】
 4議席を6人が争う。前回現職1人で4万票近く獲得した自民が、初めて2人を擁立し議席増を狙う。一方、前回2議席を獲得した民主は1人に絞った。

 自民・嶋村は、先代からの地盤に支えられ3回トップ当選。障害者支援充実や国際的人材育成を訴える。

 自民新人・武田は、佐藤正久参院議員の元秘書。子どもの貧困対策や中小企業支援などを掲げる。

 民主・計屋は、5期のベテラン。災害対策や認知症の高齢者、発達障害児の支援充実を訴える。

 維新・宗像は、解党したみんなの党で前回初当選。維新に参加し、行財政改革や子育て支援を訴える。

 共産・大山は、元高校教諭。小児医療費の中学3年生までの無料化や教育予算の拡充を訴える。

 無所属・水口は、前回横浜市議選に無所属で出馬し落選。政務活動費の廃止を訴え浸透を図る。

現新元3人が争う


【緑区】
 2議席をめぐり、自民現職と維新新人、無所属の元職が争う。民主は擁立していない。

 自民・柳下は、緑署の耐震化や治水対策を掲げ2期目を目指す。東京五輪に向けスポーツ振興も訴える。

 維新・古賀は、江田憲司代表の秘書を務めた。身を切る改革を前提に、二重行政の解消などを訴える。

 無所属・石川は、元民主で、落選後に日本維新の会から国政挑戦。自然エネルギー導入などを訴える。

 前回みんなの党公認でトップ当選した維新現職・城田学は、今期限りで引退する。

定数減で6人激戦


【青葉区】
 定数1減の3議席をめぐり、現職・元職6人がしのぎを削る大激戦区。前回現職2人が共倒れした民主は、今回1人を公認。もう1人は無所属で返り咲きを狙う。

 自民・小島は、教育問題のほか、県政を超えて憲法改正、拉致問題にも積極的に取り組む。

 自民・内田は、こまめに区内を歩き、支持拡大に努める。医療や介護の充実、教育格差の是正を訴える。

 民主・伊藤は、前回落選後、衆院選に挑戦。がん検診をはじめ、医療の充実や、治安対策を訴える。

 維新・赤野は、江田憲司代表のお膝元で前回はトップで初当選。県総支部幹事長も務め、支持を広げる。

 ネット・若林は、ネット共同代表。市議選候補と連動し支持を広げ、県議会唯一の議席死守を目指す。

 無所属・大井は、元民主で、前回落選後に党を離れ、街頭活動にも力を入れて議席奪還を目指す。

 (敬称略)

●立候補予定者

◇金沢区(2-2)

国吉 一夫 73 自現(6)

松崎  淳 52 民現(3)

◇港北区(4-6)

嶋村  公 58 自現(3)

武田  翔 33 自新

計屋 珠江 61 民現(5)

宗像富次郎 53 維現(1)

大山奈々子 52 共新

水口 大助 63 無新

◇緑区(2-3)

柳下  剛 51 自現(1)

古賀 照基 46 維新

石川 輝久 65 無元(3)

◇青葉区(3-6)

小島 健一 51 自現(3)

内田美保子 49 自現(2)

伊藤久美子 55 民元(1)

赤野 孝之 45 維現(1)

若林 智子 53 ネ現(1)

大井 康裕 48 無元(2)

【注】(1)選挙区に続くカッコ内の数字は定数-立候補予定者数(2)年齢は投票日基準の満年齢(3)自=自民党、民=民主党、維=維新の党、公=公明党、共=共産党、次=次世代の党、気=日本を元気にする会、み=神奈川みんなの改革、ネ=神奈川ネットワーク運動、諸=その他の政治団体、無=無所属(4)現=現職、元=元職、新=新人(5)丸数字は当選回数(6)一覧の並びは国会(衆院)の勢力順。

【神奈川新聞】

 
 

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