
「有権者の信頼回復への第一歩が、着実に踏み出せた」。衆院選から一夜明けた15日、会見した民主党神奈川県連代表の金子洋一参院議員は胸を張った。県内では比例復活の3人を含め5人が当選し、公示前の2人から倍以上に議席を伸ばしたと強調したのだ。
だが、4カ月後に迫る統一地方選で自らが審判を受ける地方議員からは、シビアな声が相次ぐ。
「民主党の負のイメージがまだ大きすぎる」「半数を空白区としたことは戦略ミスだ」「政権与党時代の幹部を一掃し、党名を変えてもいい」
実際、県内18小選挙区で勝てたのは2選挙区のみ。比例得票率では自…