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7年ぶり選挙戦の公算大 保守分裂の県議選伊勢原選挙区

選挙 | 神奈川新聞 | 2018年12月7日(金) 02:00

現職の渡辺紀之氏(左)と萩原鉄也氏
現職の渡辺紀之氏(左)と萩原鉄也氏

 来春の統一地方選で行われる県議選の伊勢原市選挙区(定数1)が、2012年の県議補欠選挙以来の選挙戦となる公算が大きくなっている。同選挙区では自民党県連が現職を公認候補予定者としているが、今月に入って保守系の市議が無所属での立候補を表明、「保守分裂」の様相を呈しつつある。一方、有権者からは選挙が民主主義の根幹であるだけに歓迎の声が聞こえてくる。

 同選挙区で現在、立候補を予定しているのは2人。同党県連が5月の総務会で第1次公認候補予定者として決めた現職の渡辺紀之氏(48)と、12月の出馬会見をした市議の萩原鉄也氏(51)だ。

 2人は12年9月の市長選に合わせて行われた県議補選、市議補選でそれぞれ初当選し、ともに2期目。渡辺氏は初当選後に同党県議団に入団し、萩原氏は自民推薦で初当選した経歴がある。保守地盤とされる同選挙区で、「保守分裂」の構図となる気配が漂う。

 渡辺氏は神奈川新聞の取材に「国と県との継続的な信頼関係の構築が必要と実感した。今後の伊勢原市の方向性を訴え、責任ある県政を進めたい」と3選へ意欲を示す。萩原氏は出馬会見で「首長や市職員、市議会と連携し、心を一つに伊勢原市の可能性を生かしていく必要がある。真の県政とのパイプ役を目指す」と意気込んでいる。

 県議選はここのところ、無投票が相次ぐ。1999年の無投票は6選挙区、2003年は4選挙区、07年は8選挙区、11年は7選挙区、前回の15年は伊勢原市をはじめ11選挙区に上り、過去最多と並んだ。

 有権者にとって県政に声を反映できる貴重な機会だけに、有権者には選挙戦を期待する声が多い。

 同市石田の団体職員の男性(47)は、前回16年の伊勢原市長選が無投票だったことも挙げ「有権者にとって選択肢は多い方がいい。選挙戦を通して市内の問題を出し尽くして」と話す。同市伊勢原の自営業の男性(42)も「立候補者が多くの人に政策と考えを知らせ、若い人が投票する土台をつくってほしい」と注文した。

 新東名高速道路の伊勢原北インターチェンジ周辺の産業用地創出や、県道の電線の地中化、河川の浸水対策、獣害の防止など、市内には県政に関わる課題も多い。一方、県議選での支援について問われた高山松太郎市長は「市民が選ばれるので、どちらの方も当選されれば一緒にやっていきたいと思っている」と述べるにとどめている。

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