国民民主党の玉木雄一郎共同代表は18日の記者会見で、来夏の参院選で改選数が2人以上の選挙区(複数区)に公認候補を擁立する方針を明らかにした。神奈川選挙区(改選定数4)を含め、「原則、全ての複数区に候補者を立てていきたい。それぞれ地域事情はあるが、党勢拡大には選挙が一番だ」と意欲を示した。
立憲民主党の枝野幸男代表は16日に神奈川選挙区について「2議席取らせていただく」と述べ、複数候補を擁立する方針を示している。玉木氏は枝野氏の発言を受けて同選挙区への対応を問う質問に答えた。これにより、旧民進系勢力で少なくとも3候補が県内で競合する可能性が出てきた。
来夏の参院選神奈川選挙区を巡っては、自民、公明、立民、希望の現職が改選を迎える。