
任期満了に伴う愛川町長選は17日、投開票される。立候補したのは、ともに無所属で、2期目を目指す現職の小野澤豊氏(65)と、新人で会社員の小島淳氏(37)=届け出順。
小野澤氏は、在任中の地方債の10億円超削減など堅実な財政運営の成果を強調。「半原水源地」跡地を活用した新たな拠点づくりや、中学校への温かい給食の導入、主要駅への新規バス路線の検討などを掲げる。
小島氏は、若者が住み続けられる町を目指し、橋本駅などを想定したバス路線導入による都内への交通アクセス改善が最重要課題と主張。将来の街並みを重視した区画整理事業、子育て支援の充実などを訴える。
期日前投票は午前8時半から午後8時まで。町役場2階大会議室で受け付ける。11日現在の有権者数は、3万2912人(男1万7190人、女1万5722人)。