希望の党の後藤祐一氏(48)は小選挙区での勝利を逃したが、比例復活での当選を果たした。後藤氏は厚木市の事務所で「力不足の政治家が、それでもやれと言っていただいた。その思いで、国会で活動したい」と集まった支援者に頭を下げた。
民進党から移籍した直後に選挙戦に突入。自民党の義家弘介氏(46)との間で前回同様、激しい戦いを繰り広げた。後藤氏は「政局がどうであろうと小選挙区で勝つ力を蓄えないと、一流の政治家にはなれない」と述べ、「力不足」を繰り返した。
希望入りしたことにも触れ、「党や今の政局に対し、後悔するところはない。希望の党が自民党と並び立つ、政権の取れる政党になっていくようにしないといけない。建設的な、自民党と違う提案を分かりやすい形でしていきたい」と前を向いた。