「ひとえに皆さまの支援のおかげ。いただいた議席が国民のためになるようしっかり働きたい」。小選挙区制が導入された1996年から8期連続当選を早々に決めた自民党の河野太郎氏(54)は22日午後8時過ぎ、東京都内で関係者と喜びをかみ締め、当選のバラを誇らしげに掲げた。平塚市内で集まっていた支援者には電話で謝意を伝えた。
外相として応援演説に全国を駆け回り、15区での活動は公示日の10日と20日のそれぞれ5時間程度。「過去8回の選挙戦の中でもこんなに地元に帰れなかったのは初めて」だったが、組織力に加えて閣僚としての実績が、その牙城をさらに揺るぎないものにした。
緊迫する北朝鮮情勢を見据え「引き続き、この国の安全・平和を守り、未来をつくっていくべく努力をしていく」と外相続投にも意欲をのぞかせた。