
6選を決めた無所属の江田憲司氏(61)は午後8時ごろ、横浜市青葉区の事務所に姿を現した。支援者らと喜びを分かち合い、「皆さん一人一人と勝ち得た勝利」と述べた。
希望の党の政策や対自民の勢力結集に一時は共鳴したものの、その過程での「選別」を疑問視。「原点に立ち返る。一人で自民党候補相手に戦い抜く」と12年ぶりに無所属で挑んだ戦いだった。旧維新の党共同代表として全国を駆け回った前回に対し、今回は地元で小まめに街頭活動。握手を交わし、思いをぶつけてくる一人一人と語り合った。
初当選以来一貫して「政界再編」が持論。選挙期間中は「投開票翌日から分断された野党をもう一度束ねる努力をしていく」と訴えてきた。今後について「あした(23日)以降、無所属で勝ち上がってこられる人と相談したい」と述べた。


