他にはない神奈川のニュースを!神奈川新聞 カナロコ

  1. ホーム
  2. ニュース
  3. 政治・行政
  4. 選挙
  5. 県内各党かく戦う-2017衆院選(4)共闘で支持層広げる

共産党県委員長・田母神氏
県内各党かく戦う-2017衆院選(4)共闘で支持層広げる

選挙 | 神奈川新聞 | 2017年10月16日(月) 11:28

共産党の田母神悟県委員長=横浜市神奈川区の県委員会
共産党の田母神悟県委員長=横浜市神奈川区の県委員会

 序盤情勢では、希望の党ができたことで野党共闘が分断され、自民党が漁夫の利を得ている印象だ。ただ、各種の世論調査で内閣支持率は不支持が支持を上回っており、投票先を決めていない有権者も5割近くいる。共産党の躍進が安倍政権の退場につながることが、まだまだ浸透していない。こうした層に、これからしっかりと訴えていく。

 躍進の中心になるのが比例票。県内の比例の獲得目標は2016年参院選の1・6倍に当たる80万票。南関東ブロックで4議席以上を目指す。そのためには党支持層以外からも票を獲得する必要がある。今年7月の東京都議選では、前回より2・2倍の票を得た選挙区があり、支持の広がりを実感している。

 小選挙区では前職を擁立した10区が必勝区。党勢拡大のためには、小選挙区でも自公政権に風穴をあけなければいけない。

 立憲民主、社民との共闘で、県内6選挙区の候補者擁立を見送った。候補者数によって政党に割り当てられる選挙カーの台数などは不利になる一方で、共闘による新たな支持の広がりも見えてきた。この6選挙区では、従来の支持者でない層からも「比例は共産に入れる」という声が届いており、比例票の上積みにつなげていきたい。

 いわゆる改憲勢力とされる党が3分の2を占める可能性がある中で、護憲勢力が議席を増やせば、インパクトは大きい。共産がその中心を担いたい。

 
 

衆院選に関するその他のニュース

選挙に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

政治・行政に関するその他のニュース

アクセスランキング