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(横浜市栄区、鎌倉・逗子市、三浦郡)
注目区を行く【4区】自民分裂の様相

選挙 | 神奈川新聞 | 2017年10月14日(土) 02:00

応援弁士の演説を聴こうと集まった有権者ら=JR本郷台駅前
応援弁士の演説を聴こうと集まった有権者ら=JR本郷台駅前

 「同志ではない」

 6日夜、鎌倉市内で開かれた山本の国政報告会。自民県連幹事長の竹内英明は、浅尾が当選しても県連に所属させないと言い切った。

 昨年10月に自民会派入りし、官房長官の菅義偉も「聞いていない」中で衆院解散前日に入党した浅尾。幹事長・二階俊博の派閥に所属した。公示前は「4区で自民候補として戦えると思っている」「党からの推薦に期待している」と自信を見せていた。

 自民が4区で山本を公認しているにもかかわらず、浅尾の言動と党本部の対応に県連は反発。二階に再三抗議したが、二階派は会長代行で元官房長官の河村建夫を7日夜に行われた浅尾の決起集会に弁士として送り込んだ。「安倍晋三総裁も大事な人材と思っている。目をつぶってくださいよ」と河村。確信犯とも受け取れるこの行動に県連は激怒し、公認候補がいる選挙区で無所属候補を応援したのは「反党行為」として、さらに二階に抗議文を提出するまでに事態は泥沼化している。

 4区で山本は過去2回、いずれも比例復活に甘んじている。「神奈川自民党が死守しなければいけない大切なとりで」と悲願の小選挙区初当選を目指す。

 自民分裂の様相に浅尾は「入党の段階では両者とも無所属で推薦という話だった」とするが、推薦は得られなかった。当初から「人物本位で選ぶ選挙」と繰り返し、政党対決色を消して自民支持層や保守層の取り込みに心を砕いている。出陣式では、「この地で22年間ぶれずに絆を結んできた」と地元との結び付きを強調。無所属故に比例復活のない「背水の陣」で、気勢を上げた。


4区の立候補者(左から届け出順。山本 朋広氏、早稲田夕季氏、浅尾慶一郎氏、風間法子氏)
4区の立候補者(左から届け出順。山本 朋広氏、早稲田夕季氏、浅尾慶一郎氏、風間法子氏)

 みんなの党解党後の前回も無所属で出馬しながら、山本に約3万票差をつけて議席を死守した。しかし今回は「レベルの違う激戦」(陣営幹部)。前回は候補者が不在だった旧民主の支持票も取り込めただけに、立民・早稲田の動向が気掛かりだ。

 鎌倉市議と県議を務め地元で知名度のある早稲田も、公認を得ていた民進党の分裂騒動に翻弄(ほんろう)された。騒動のさなかも「リベラルの灯は消さない」と訴え、安保法制廃止や9条改憲反対を主張。立民に加わり、「民進時代は悶々(もんもん)としたこともあったが、言行一致になった」と晴れ晴れと語った。

 共産党は候補者を取り下げて一本化。早稲田は自民分裂に

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