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【18区】自民、希望、共産が相まみえ

選挙 | 神奈川新聞 | 2017年10月11日(水) 01:49

「日本こそ民主主義のリーダー示す」
山際 大志郎氏(49)=自民党

 皆さん、大変暑い中、お集まりいただきましてありがとうございます。高い壇上からではございますけれども、お集まりいただきました皆さまお一人お一人のお顔を拝見しておりまして、いかに多くの方に、日頃からお世話になっているかということを改めて感じながら今、おりました。


山際大志郎氏
山際大志郎氏

 こたびの戦いは安倍総理総裁がおっしゃっているように、この国を守り抜く為の戦いであることは間違いがございません。ですから、当然、最大の争点は北朝鮮をはじめとするわが国を取り巻く安全保障上の危機を迎えているところで、政治を安定させて、より強い外交力を発揮していくために、皆さんからご信任をいただけるか。このことになろうと思います。

 一方で、今日お集まりをいただいている皆さまと、日頃、私、山際が仕事をさせていただいているように、私たちのこの国の経済、私たち日本人の生活そのものです。このわれわれの生活、われわれの経済をより安定した成長軌道に乗せることができるのかどうか。これまでの5年間、アベノミクスの成長戦略のもとで、必死になって皆様方が汗をかいてきて下さった結果が、日本の経済の回復、こう呼ばれるところまで来た現状なのです。

 人ごとではなく、皆さんお一人お一人がご努力をいただいたその結果が今なんです。その皆さんのご努力をこれからさらに先に進めていくのか、ここでリセットなんていう言葉で腰をポキッと折ってしまうのか。そのことが問われている大変重要な選挙だと私、山際大志郎は思って、そしてそれを愚直に訴え続けて参りたいと考えてございます。

 皆さま方に申し上げるまでもありませんが、今の世界を見て下さい。世界の先進諸国と言われる国々ですら、民主主義が揺らいでおります。テロリズムが横行し、移民問題が起きて、移民問題が先進諸国に政治の不安をもたらしている。その政治の不安は、経済の不安、経済の混迷、低迷に直結しているじゃないですか。

 私もこの5年間、経済外交を何十カ国と回ってこの各国の首脳と話をする中で、みんな一様に日本は本当にうらやましい、安定した政治のもとで、経済を回復させてどうやら経済の成長軌道に安定的に乗りそうじゃないか、本当にうらやましい。こういう言葉をずっと受けてきました。

 だからこそ私たちは世界に対して、日本こそが民主主義のリーダーであるということを示さなくてはいけないと思います。日本こそが政治をしっかり安定をさせて、経済を安定した成長軌道に乗せることができるんだという、そういうお手本になっていかなくてはいけないと思います。それが今回の選挙の最大の争点なんじゃないでしょうか。

 どうぞ皆さま方には、これまでも山際大志郎を育てていただいて参りました。これから先も、皆さんが生活をされる、皆さんがビジネスをされる、そのサポートを私、山際にどうぞやらせていただきたいと思います。必ずやしっかりと役に立つ政治家として、皆さんのお役に立ち、国民の命を守り、財産を守り、日本は世界の中で尊敬され一目置かれるそういう国に導いていく、その一員として頑張っていく所存でございます。どうぞ皆さんのお力を、旧に倍するお力をお願い申し上げまして、山際大志郎出陣においての出陣の言葉とさせていただきます。12日間よろしくお願いいたします。

「小池代表と考え一致」
 三村 和也氏(42)=希望の党



 高校生の運動会、体育祭だったり、それ以来、二十数年ぶりにハチマキをしてこの選挙に挑んで参ります。どうぞよろしくお願い致します。

 10年前だったでしょうか。私は防衛省におりました。ミサイル防衛の実務を最前線で約2年間、担当しておりましたが、その時の上司、防衛大臣は誰か。実は小池百合子さんだったんです。私は30歳くらいで、班長の立場で日米交渉の責任者をやっておりましたが、よく大臣室で小池百合子さんにミサイル防衛についてレクチャーをやっておりました。


三村和也氏
三村和也氏

 そういった意味では安全保障の考え方、基本的な考え方について、今回この希望の党という新党で、この選挙に臨むことになったわけでありますけれども、小池代表との間に、相違、考え方の違いはなく、しっかりとした政策ができるというふうに思って、私は参加を致しました。

 とはいっても、今回、皆さまも、報道等でご承知の通り、この希望の党という新党を生むために、本当に多くの血が流れたと思います。私、三村和也も、これまで全国で苦しい浪人生活を共に歩んできた仲間、同志が身を切られ、そして、行き場を変えるということをたくさん見てまいりました。大きな生みの苦しみを、犠牲を払った分、私は、この新党、希望の党を、大いに大きく育てなければならない。二大政党の一角として、第一党として、責任政党として、育てなければならないと思っています。どうか皆さま、一緒に、この新党、希望の党を、しっかりとした私たちの代表として、国会で働く政党に育てようじゃないですか。どうぞよろしくお願い致します。

 今回の総選挙は、前原さんや小池さんも言っています。まず、安倍政権を倒すことである。安倍政権をこの選挙で、ストップさせることである。なぜか。一つには、経済格差を広げ、それを固定化する、いわゆるアベノミクスと言われるこの5年間の経済政策を早急に変えなければいけない。この一点であります。

 この5年間、アベノミクスというカタカナで語られた経済政策、財政政策の中身は何かといえば、単純に借金を積み重ね、未来にツケを先送りして、財政出動、つまりは公共事業を繰り返していたということです。プラス金融緩和であります。その結果、何が起こったか。大企業や輸出企業にお金がたくさん貯まったんです。お金が余っているから当然です。それ自体は悪いことではない。しかしながら、その事業に貯まったお金が、私たち普通に暮らす人、普通に働く人たちに還元されたのか。実感が伴ったのか。まったくそうなっていないのが現状なんです。

 だからこそ、私たちは、私三村和也は、この5年間、安倍政権が残念ながら放置してきた、規制改革、行政改革にしっかり、まさにしがらみのない改革であります、徹底して突っ込んで、経済成長につなげる。さらには、社会保障政策を絡めて、教育への投資とか、子育て世代の支援を充実させる。将来の不安を取り除き、安心して暮らせる社会にできるように、年金や医療を充実させる。そういう政策に転換をしていかなければならない。国民の皆さんが実感できるまで、消費税を凍結するという希望の党の政策に、私は賛成を致します。

 じゃあ財源をどうするんだ。内部留保への課税というのがあります。大企業の内部留保はアベノミクスで300兆円を超えて回っている。そこに1%課税すれば3兆円、2%で6兆円。課税されることによって、大企業はそのお金を投資に回すし、雇用に回すし、お給料に回すんです。そういう好循環を生む経済政策に変えること。

安保争点化は無責任


 2点目、安全保障政策であります。私は先ほど、ミサイル防衛を最前線でやっていたと申し上げましたが、今回、いわゆる踏み絵というですね、安保を踏み絵にしたというような、希望の党の入党に関するいろんな報道がありましたが、この北朝鮮情勢において、現実的な、もちろん平和主義のもとで、現実的な安全保障政策を日本の周辺でとるということは、政府、国会議員として当たり前のことであります。

 むしろ、この国難、北朝鮮情勢、外交安全保障が選挙の争点であると、外交安全保障を政争の具に使うような無責任な政府には、政権には、私たちはこれ以上、政権を任せておくことはできない。私たちは、安全保障政策は現実的、そして国民の生命、財産をしっかり守り抜く集団であるということを有権者の皆さんに訴え、そういった選挙戦にしていかなければならないと思っております。

 最後に、やはり政治改革であります。森友、加計の問題は、先ほど松沢さんからお話がありましたが、我々の国有地が値引きをされて、払い下げられた問題について、あんな黒塗りの資料ばっかり出てきました。私三村和也も、行政10年間くらいやっていましたが、あんな資料見たことないですよ。あんな真っ黒にするものを国会議員に対して、国民の代表である国会議員に対して提出をする。あり得ないと思います。

 しかしながら、それがまかり通ってしまうのは、この5年間の長期政権のおごり、緩み、まさにしがらみ、であります。まさに今こそ、私たちは日本の政治をリセットして、政治改革を断行する。右に寄りすぎてもいけないし、左に寄りすぎてもいけないんです。ど真ん中の私たちは改革保守と言いますが、責任政党として、しっかりと国民のみなさんの付託を受ける政党として、集団として、この選挙を堂々と戦ってまいりたいと思います。どうかみなさん、よろしくお願いします。

 最後に一点でございます。1年半前に、川崎にやってまいりました。この5年間、2012年の選挙で落選をして以来、何回も国替えとゼロからのスタート。本当に、大変な中で、この間、元気でにこにこ、やってこられたのは、本当に素晴らしい仲間に出会えたからであります。この川崎でも本当に、素晴らしい先輩方の皆さん、働く仲間の皆さん、本当に多くの出会いがありました。私は、この皆さんに恩返しするためにも、今回の選挙、絶対に議席を奪還して、国会で、この川崎の皆さんの代表として、生活者、また働く皆さんの代弁者として、国会でしっかりと、堂々と、仕事をしてまいりたい。そして、このできたてほやほやの政党であります。この政党の中でむしろ、責任と自負を持って、自信を持って、私の考える理念、政策を訴え続け、主張を続けてまいりたいと思いますので、どうか、この選挙、皆さまの絶大なるお力を三村和也に与えていただきたくお願い申し上げて、出陣式にあたっての私からのあいさつと訴えに変えさせていただきます。みなさま、どうかよろしくお願いします。

「共闘の大義掲げ立つ」
 若林靖久氏(32)=共産党



 皆さま、おはようございます。そして初めての方もいらっしゃると思いますので、初めまして。神奈川18区、そして、南関東ブロック比例との候補者として立候補させていただきます若林靖久と申します。よろしくお願いいたします。

 まず始めに、本当に特殊な事情になりましたので、この間の経過を少し報告させていただきます。


若林靖久
若林靖久

 私は神奈川7区、このお隣の港北区、都筑区、そちらの選挙区から立候補を予定していました。そこでは立憲民主党の方も立候補を予定していた。最終盤までなかなか候補者の調整ができなかった。これは分裂選挙になるのではないか、そうなった時に市民運動の皆さんが、「私たちは3分の2体制を打ち破るんだ、大義を掲げて3分の2を打ち破らないといけないんだ」、そういう思いで日本共産党の神奈川県委員会に押しかけて来ていただいたり、私や立憲民主党の候補者に最後の最後まで訴えかを進めて、なんとか統一候補を擁立できないだろうかと、ずっと続けられてきました。

 私が本当に感服したのが、市民運動の方々は立候補届を各候補者が出す1分前だろうが、1秒前だろうが、まだ可能性がある、諦めないんだという熱意をもって訴えかけてくださった。私はその熱意を持って、もしこれで本当に共産党も立憲民主党も立候補したら、市民運動の中に重大な分断、混乱、そういったものを持ち込んでしまう。それは持ち込むべきではない。今は団結の時だ。そう思って私は立候補を7区で取りやめました。

 そしてその後に神奈川18区では、残念ながら野党共闘の候補者となっていた2人の方が希望の党に行かれた。そういったことがあって、私にぜひ18区に出てもらえないかという要請が来ました。本当にありがたい話しだなと思っています。この18区で立憲野党がいなくなってしまった。そういった中で自民党と希望の党しか出ていない。そうなれば憲法9条を壊そうとし、そして安保法制を成立させた自民党か、あるいは、9条改憲と、立憲主義を壊すような安保法制を踏み絵にする希望の党か、この二択の中から選ばなくちゃいけない。こんなことはできないと思います。

 神奈川県全体で市民と野党が共闘の大義を掲げるために、この18区からの立候補を決意させていただきました。ありがとうございます。

 そして先ほどお話がありましたように、私は本当に落下傘の候補者です。いきなり先週、こちらの18区に来たなかで、こちらで市民運動をされていた方の中には本当に戸惑いがあったと思います。にも関わらず、本当にこの短時間の中で、寝食を忘れて、走り回って、私を統一候補として市民として野党の統一候補にしてくださった、そのことに本当に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。本当に精いっぱい頑張って参ります。

 そして、この解散総選挙、皆さん本当に怒っていると思います。今回臨時国会、何のために開くはずだったか。それは、あの安倍政権による腐敗政治、不正政治、森友、加計疑惑、これを追及するために、国会を開けと野党が要求していた。にも関わらず、その冒頭で解散をする。自分たちに都合の悪いことは議会で一切質問させない。議論させない。一方で、憲法違反の秘密保護法も戦争法も共謀罪も強行採決する。共謀罪に関しては、委員会の議論をしている最中に中断して強行採決をする。こんなことをやる政権を野放しにするわけにはいかないと思います。

 市民と野党の共闘で18区から立憲主義、民主主義を取り戻していく。市民と野党の共闘で未来を切り開く。そういった戦いをしていきたいと思います。

 そして私、この大義の他に、私が掲げたい二つの政策があります。それをお話させていただきたいと思います。
 私は中小企業の町工場で精密金属加工の職人として働いて参りました。日本の中小企業の技術は世界屈指のレベルです。ですけども経営は本当に苦しい。苦しいから余裕を持って人を雇えない。だからどうしても長時間、過密労働になってしまう。私自身も、月の残業が百数十時間になる、そしてそれが何カ月も続く。そういう労働を経験してきました。

 いま、過労死、過労自殺、あるいは心の病、体の病、過労によってこういうものが社会問題になっています。私はしっかりと中小職業支援と一体に残業の上限時間を45時間にしっかり定めていく。そして8時間働けば普通に暮らせる社会を実現したいと思います。

大学授業料半額に


 そしてもう一つ訴えたいのが、学費の問題です。私は大学に進学を希望していました。ですが、そのときに自営業をしていた父親が病に倒れ、収入が途絶えて、大学への進学を諦めざるを得ませんでした。その後2013年に、私は北欧の国、デンマークに留学する機会を与えて頂きました。そのときに本当に驚いたんです。北欧の国、デンマークでは大学は何回入っても授業料無料なんです。そして初めて大学に入るときには日本円にして約8万円の生活の補助金まで国が至急してくれる。こんだけ手厚いことを北欧の国デンマークはやっているんです。他のヨーロッパの国見たって、フランス、ドイツ、そういう国では年間の大学の授業料、2万円から3万円です。

 これは当たり前のことだと思います。若者が、学生が学校で学んだ知識、技術。そういったものは、社会に出てから、社会全体の利益になるわけですから。社会全体でそれを支えていく。こういう当たり前のことをやっていきたいと思います。

 そのために、私は今後10年間で大学の授業料、世界一高いと言われている日本の大学の授業料、これを少なくとも半額までもっていく。そして、いま奨学金の問題、本当に大きな問題になっています。大学を卒業したら、大学院を卒業したら、数百万円、あるいは1千万円近くの借金を背負って、マイナスから人生を社会人としてスタートさせなきゃいけない。こんな社会、本当に間違えていると思います。

 いま、安倍政権、奨学金、給付制奨学金、返す必要のない奨学金を実現したと言っていますが、受け取れるのはたった2パーセントです。私たちはいま奨学金を借りている方々の半分である70万人の方に、月3万円の給付制奨学金、支給するような制度を作っていきたいと思います。家庭の経済格差が学ぶ権利の格差にならない。そういう社会を皆さんと一緒に実現したいと思います。

 そして、最後にこの市民と野党の共闘、これは本当にこの次の社会、本当に近い未来の社会、安倍政治に代わる一大勢力として、私たちの願いを達せられる、私たちの政権を本当に担っていく、そういう大きな勢力になると思っています。そしてその野党共闘の要である日本共産党をぜひ伸ばしていただきたいと思います。ここ南関東ブロックでは、比例代表、志位和夫委員長、畑野君枝さん、斉藤和子さい、そして岡崎裕さんまで、必ず押し上げていただく。そういう票をみなさんとともに、花開きたい。そういう風に思っています。

 さらに、私は比例代表の名簿、5番目ですから。ぜひ、850万に相当する、私の目標に相当するこの票をいただいて、1千万票くらい、出してもらって実際には、私まで比例で送り出していく、そういう戦いをしていきたいと思います。ただ私は比例復活なんていうことは望んでいません。まずこの神奈川18区、この選挙区で絶対に勝ち抜く。そういう戦いを皆さんの先頭に立ってやり抜く覚悟でいますので、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。頑張ります。

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