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川崎市多摩・麻生区、宮前区の一部
【9区】共産、自民、希望の戦い

選挙 | 神奈川新聞 | 2017年10月10日(火) 22:00

「平和のバトン引き継ぐ」
 斉藤 温氏(26)=共産党


 ついにこの日がやってきました。きょうにいたるまで、本当にいろいろな気持ちの変化がありました。中でも、大きかったのはみなさんの温かい声援に背中を押され、もっともっと強くなったということです。いま、私の心の中にあるもの、それはいままでたくさんの方にいただいたさまざまな声です。

 わたしとちょうど同い年くらいの息子さんを過労でなくした女性。涙を流しながら、「私はもう息子に会えないのです。どうか働き方の問題に目を向けてください」と、私に頭を下げました。私は、そのお母さんに言いたいです。過労死のない社会、必ずつくってみせます、と。長時間労働をしっかり規制して、最低賃金を時給1500円に引き上げて、そして、非正規の人も正社員になれる道をしっかりつくります。私は、8時間働ければ、普通に暮らせる社会を絶対につくってみせます。
 


斉藤温氏
斉藤温氏

 それから、私の妊娠した友達。「子どもが生まれて、落ち着いたら、会社に戻りたい。でも、保育園みつかるか分からないからね」と諦めた声で言ってました。私はその友達に言いたいです。子育てと仕事がしっかり両立できる社会を必ずつくって見せます、と。保育園を増やして、そして保育士さんの賃金を改善する。そうすれば必ず子育てと仕事が両立できる社会がつくれるんです。私は、政治の力でそれを実現したいと思います。

 そして最後に年金暮らしの女性。「糖尿病を患っていて、良い食事をとりたい。でも、経済的に厳しいとなかなかいいものが買えないんだ。それなのに消費税を上げられたら、私どうなっちゃうのだろう」と、悲しそうに言っていました。私はそのおばあちゃんに言いたいです。消費税10%、絶対に中止させます、と。税金はお金のない人から取るのではなく、いままで散々税金の優遇を受けてきた富裕層、大企業から取る。政治の力で、皆さんの生活をしっかり守っていきます。

「安倍政権には心がない」


 安倍政権の大きな問題。それは心がないという事です。本当に日本中で多くの方が苦しい生活をしています。その人たちの声にしっかりと耳を傾けて、心で受け止めて、その人たちを助けるために全力で頑張る。それが、政治の本来あるべき姿です。みなさんの気持ちをしっかり受け止め、温かい政治で、皆さんの生活を助けたいと思います。そのためには国会議員にならなければなりません。どうか、私を皆さんのために働かせてください。

 それから、今の安倍政権、もっと根本的な部分で私たちの国を壊す政治をしています。まず憲法を破るという態度、皆さん、憲法というのは政治家のやりたい放題から私たち国民を守るためにあるのです。その憲法を破る政治家は、わたしたち国民一人一人を傷付けているのとまったく同じです。憲法を破る政治家に対しては、自分の支持している政党がどこであれ、私たちみんなが声を合わせて怒らないといけません。憲法を破る安倍政権、この選挙で終わらせましょう。そして、憲法を破ってつくられた特定秘密保護法、安保法、共謀罪法、すべて廃止に追い込みましょう。

 そして、もう一つ。安倍政権の大きな問題と言えば、民主主義を壊すという行為です。特定秘密保護法、安保法、共謀罪法、どれもわたしたち国民の反対の声、憲法学者の反対の声、野党の政治家の反対の声をすべて押し切って、無理矢理可決しました。どんな法律だって、反対意見、賛成意見、いろんな意見が出るのは当たり前のことです。それはしっかり議論する、それが日本の政治の一番いいところだったのです。それを平気な顔で踏みにじってしまった安倍政権。森友・加計問題の議論から逃げるように選挙に踏み切りました。こんな姿勢を見せる政治に、今後も国政を任せていいのでしょうか。この民主主義を踏みにじる安倍政権、今こそ倒すべきです。そして、議論がしっかりされる当たり前の国会を一緒に取り戻していきましょう。

 最後に今度の選挙、大きな争点になっているのは憲法9条を変えるかどうかです。皆さん、いま、世界中で本当に多くの戦争が起きています。どの戦争も、国民を守るために必要だって言って始められるんです。でも、いくら国民を守るためと言っても、戦争で一番傷つくのはわたしたち国民なんです。だからこそ、国民を守るためには、永遠に戦争しないと憲法9条で誓ったんです。その平和の誓いを変えるなんて、絶対に許してはいけません。

 私が出会った84歳の女性、戦争を体験した人です。その人は本当に厳しい表情で、「今の日本の社会、雲行きが怪しい。戦争のころに戻ってい
る。私は孫に銃なんか持たせたくない、戦争になんか行かせたくない。私が生きている間は私が孫を守るけど、私がいなくなったらいったい誰が守ってくれるんだ」と心配していました。わたしはこのおばあちゃんに言いたいです。「大丈夫です。平和のバトン、しっかり受け取ったわたしたちが必ず守ってみせます。そして、憲法9条という平和のバトンを、次の世代へとしっかり受け渡していきます」

 みなさん、心の底からのお願いです。この9区で、憲法9条守ると言っているのは私しかいないんです。ですから、どうか、9条を守るために、皆さんの一票を私に託してください。いまの子どもたちのためにも、私に一票を託してください。希望の党が生まれたり、民進党が分裂したり、政治の世界が大きく動く中でも、共産党はしっかり、ぶれずに、頑張ってきました。95年のちゃんとした実績を持っています。共産党が伸びれば、必ず日本の政治は変わります。そして、この9区で、平和を守りたいという気持ち、憲法を守って国会で議論ができる当たり前の政治を取り戻したいという気持ち、そして、皆さんの声に寄り添った心のある、温かい政治をしたいという私の気持ちは、絶対に誰にも負けません。みなさんの貴重な一票で、どうか私を国会に送ってください。

「日本を守り抜く覚悟」
 中山 展宏氏(49)=自民党



 これから12日間の選挙戦で、皆さまからいただいた力や支えを胸にして、この国を守り抜く覚悟を示し、皆さんとともに戦います。公明党から推薦を得ました。私が先頭に立って、この地域を、この日本を守ってみせます。

 この時期の総選挙は大変意味があると思います。北朝鮮の脅威が増す中、「選挙なんてやって本当に大丈夫なのか」と心配する声があるというのも分かっています。私たち与党は2年前の夏に安全保障法制を成立させた。その当時、野党の大反対にあいました。一部では戦争法という言い方もされました。自民党では平和安全法、そして多くのマスコミでは安全保障法制という言い方をしていますが、国の防衛、安全保障に関わる最も大事な領土、命を守る法律であります。2年前、反対された民進党の人は、いま希望の党に移って賛成の立場になりました。皆さまの命に関わる法律について、気持ちが変わるということは私には到底理解できません。


中山展宏氏
中山展宏氏

 自民党は選挙のために集まった集団ではありません。私たちはこの12日間で市民の皆さまに政策を伝えたいと思います。私は毎朝、駅に立っていろんな方に挨拶しています。「川崎に入ったとたん、道が悪くなる」という意見も長年聞いております。小田急にしてもJR南武線にしても朝の通勤ラッシュは大変です。もうちょっと安心して安全に利用できる方法はないだろうか。麻生区と多摩区の幹線道路、世田谷通りと県道、これを一体的に整備していきたいと思っております。選挙公約にも掲げております。一緒になって整備を進めるのは自民、公明、与党である中山、そして県議会、川崎市議会議員のみなさんです。そういった思いで、私はこの選挙を通じてみなさまから力をいただいて、その約束を果たしていきたい。麻生区と多摩区には開かずの踏切が10カ所もあります。その解消を必ず成し遂げたい。

「全世代型の社会保障を」


 ここで、命の話をします。安全保障はもちろんではありますけれども、私たちは小さなお子さんからお年を召された方まで健康に長生きをするというのが最も大きな望みだと思います。私たちは皆さまの病気予防や介護予防にもつながる連続的な地域包括ケアを今進めていますけれども、皆さまがこの地で健やかに暮らせる社会保障、全世代型の社会保障を実現していきます。

 私は今回を入れて過去4回の選挙で、社会保障の話をしてきました。それは国民生活で最も大事なのは皆さまの健康であり、医療であり、介護であり、子育てであるからです。さらに今回は消費税を2019年10月から上げさせていただくことになりますけれども、それで幼稚園と保育園に通う3歳から5歳までの費用を無料にします。今まで私たちはそれをしてこなかったのですが、財源を決めることができなかったのです。今回、消費税を2%上げさせていだき、しっかりと幼稚園と保育の無償化に取り組みます。

 高齢の方には長生きをしていただきたい、いつまでも健康でいていただきたい。消費税を上げさせていただいたお金を、そこにも当てさせていただきたいと思います。ですから現役の世代から、お年を召された方まで、私たちは、消費税を上げさせていただいた分を社会保障に使っていきたいと思います。皆さんの命が、本当に輝くように努めて参りたいと思います。最後の最後まで全身全霊で戦って参ります。

 私は過去3度、小選挙区では敗れています。国会において、小選挙区で当選した人と比例区で当選した人の仕事は同じであっても、やはり国会の中では力は違うと思います。真の意味で、この地域の皆さまの代表にさせてください。そのために12日間、身を粉にして死ぬ気で頑張りたいと思います。最後の最後までお力をいただけるよう、よろしくお願いいたします。

「政権交代可能な2大政党を」
 笠 浩史氏(52)=希望の党



 5期14年間、国会で仕事をさせていただきました。そして今回、6期目の挑戦をするにあたって、14年前、テレビ朝日の政治記者をやめて国政を志したことを思い出します。国民のために政策を競う、緊張感を持って国会で論戦を行う。国民第一の政治のためには政権交代可能な2大政党制を立ち上げなければならないんです。


笠浩史氏
笠浩史氏

 安倍1強は、長期政権であるがゆえに外交では成果があることは認めますが、最近の国会対応をみてください。強行突破する、委員会を通り越して成立させる。いろんなおごり、ゆるみ、そして加計や森友の問題で象徴的なように、いろんな疑惑があったとき、言葉では丁寧に説明すると言いながら、それが実践されているでしょうか。そこに1強体制のどうしようもないマイナスが出てきていると思います。

「おごり許しているのは野党」


 そういったおごりを許しているのはわれわれ野党の責任なんです。もっと強い野党、国民にもっと強く支持され期待を寄せてくれる集団があれば、おそらくは官邸も政府与党もそんなにわがままなことはできないはずなんです。そういう存在になりきれていないことを反省し、1強を越えていくために、希望の党の結党に参加し、新しい挑戦をすることを決断しました。

 大変厳しい戦いになると思います。大きな組織もありません。しかし、私には今日まで支えてくれたみなさんがいる。6期目の挑戦で、9区で堂々と勝たせていただき、その次の新たな国政の場のスタートに立たせていただきたい。わたくしが、ど真ん中で日本の政治の転換期に責任を果たすため、大きな舞台へ上がらせていただけるよう、しっかりとスタートを切らせていただきたい。勝たなければならない、その緊張感を持って頑張っていきたい。人づくりなくして国づくりなし。その初心を貫いていきます。子どもたちを安心して生み育てられる社会、若い人たちが夢を持ち希望を持って学ぶことができる社会、将来に希望を持てる社会をつくるために先頭に立たせていただきたい。

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