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長らく続く「四苦八苦」 県内衆院4、8、9区 自民3氏 背水の陣

選挙 | 神奈川新聞 | 2017年9月23日(土) 02:00

 衆院解散が迫り、早くも自民党の議席確保の行方に耳目が集まっている。前回は県内18選挙区のうち17選挙区で候補を擁立し、13人が小選挙区で勝利。「圧勝」とされる一方で浮き彫りになったのが、敗れた4、8、9区の3氏だ。前々回と2回連続の比例復活で、一時は「暫定支部長」との不名誉な肩書まで背負わされた。比例代表との重複立候補禁止が取り沙汰される正念場で、逆境をばねに雪辱を果たせるか。背水の陣で雪辱を期す。 

 四苦八苦(4、9、8区)-。長らく苦戦を強いられてきた3選挙区は、自民関係者らにこう呼ばれる。小選挙区制が導入された1996年以降、7度の衆院選(補選を除く)の通算成績は3勝18敗。比例代表で復活当選するも、選挙区での勝利は遠かった。

 党本部は2015年、12、14年の衆院選で2回連続敗北し、比例復活した議員を暫定支部長とする選任基準改定案を了承。全国25人のうち神奈川では4、8、9区が対象となり、退路を断った戦いを迫られることになった。

 ただ、暫定支部長の制度も「すでに立ち消え」(同党関係者)の様相で、現在は3氏とも精力的な活動で支部長に“昇格”。うち2氏は副大臣の「ブランド」も手にし、手ごわい相手に挑む構えだ。


 7戦全敗で、自民が最も苦手とする8区。1996、2000年は元横浜市長の中田宏氏

 
 

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