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かながわ参院選2019
参院選、21日投開票 神奈川、改選4議席に14人立候補

選挙 | 神奈川新聞 | 2019年7月20日(土) 05:00

 第25回参院選は21日、投開票される。改選4議席を巡り14人が立候補している神奈川選挙区は、全7政党の公認候補がひしめく全国屈指の激戦区。6年半続く安倍政権の中間評価に加え、自民、公明党と日本維新の会の「改憲勢力」が3議席を維持できるかが焦点だ。17日間にわたる選挙戦最終日の20日、各候補は県内主要駅などに繰り出し、最後の訴えに力を込める。

 自民党現職の島村大氏は、社会保障制度改革を柱に安定政権の継続を主張。党単独候補として手堅い組織戦を展開し、全国最多となった前回を上回る得票数でのトップ当選を目指す。

 連立を組む公明党現職の佐々木さやか氏は、「小さな声」を政策に反映させた実績を押し出す。支持母体・創価学会の支援に加え、自民の推薦を受け「与党で2議席」を呼び掛ける。

 野党第1党の立憲民主党現職の牧山弘恵氏は「消費増税ストップ」などを唱え、安倍政権を批判。4月の統一地方選で議席を増やした地方議員や連合神奈川に支えられ3期目を狙う。

 旧民進党の流れをくむ国民民主党新人の乃木涼介氏は、「家計第一」の経済政策を掲げアベノミクスからの転換を主張。連合の後押しと俳優の知名度を浸透させ、初当選を目指す。

 共産党新人の浅賀由香氏は「8時間働けば普通に暮らせる社会へ」と訴え、政権批判を展開。「市民と野党の共闘」を旗印に無党派層への浸透を図り、21年ぶりの共産議席獲得を期す。

 日本維新の会現職の松沢成文氏は、唯一の第三極を前面に「身を切る改革」を強調。前知事の知名度を生かした空中戦で組織力不足を補い、浮動票の取り込みで2期目を目指す。

 社民党新人の相原倫子氏は、「消費税5%への引き下げによる暮らしの向上」を提唱。市民重視の政治をアピールし、政党要件維持に向けた比例票の底上げにもつなげたい考えだ。

 このほか届け出順に、政治団体「幸福実現党」の壹岐愛子氏、いずれも無所属の渋谷貢氏、森下正勝氏、政治団体「労働の解放をめざす労働者党」の圷孝行氏、政治団体「NHKから国民を守る党」の林大祐氏、政治団体「安楽死制度を考える会」の加藤友行氏、政治団体「オリーブの木」の榎本太志氏の新人7人が立候補している。

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