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かながわ参院選2019 駆ける(1)
組織力生かし圧勝へ 自民・島村大氏

選挙 | 神奈川新聞 | 2019年7月11日(木) 05:00

有権者と握手を交わし支持を求める島村大氏(左)=10日、横浜市戸塚区
有権者と握手を交わし支持を求める島村大氏(左)=10日、横浜市戸塚区

 選挙カーを降りて群衆の中に分け入ると、支援者たちの熱狂が渦巻いた。

 参院選が公示された翌日の5日、京急線上大岡駅(横浜市港南区)。自民党現職の島村大氏(58)は「圧倒的支持」を肌で感じ、駅頭を埋める一人一人と握手を交わしながら満面の笑みを浮かべた。

 平日の駅前に黒山の人だかりを築いたのは、菅義偉官房長官(衆院2区)。地盤とする選挙区に島村氏を招き入れ、応援に声をからした。陣営は「自民支持層以外の無党派に支持を広げるだけでなく、組織が活気づいて引き締まる」。

 地元の衆院議員を中心に、地方議員と各種支援団体が結束して選挙戦を展開する島村陣営。県内にくまなく張り巡らせた重層的な組織力は他党を圧倒する。公示前の5月から衆院の全18選挙区でそれぞれ決起大会を開き、県内全域で6万人超とされる党員らの「スイッチを入れてきた」。

 
 

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