横浜市会の第2会派「民権フォーラム横浜市会議員団」が、5月から「立憲・国民フォーラム横浜市会議員団」に名称変更することが16日、分かった。旧民進党系の立憲民主党と国民民主党、無所属の議員20人が所属する見通し。7日に投開票された市議選では複数の選挙区で両党がしのぎを削ったが、選挙後も従来の枠組みを維持することを決めた。
17日に市当局へ届け出る。所属議員の内訳は、今回の選挙で立民の公認か推薦を受けて当選した現職、元職、新人の計17人と、国民の現職2人、無所属の現職1人。一方、立民公認で当選したベテラン現職1人は選挙前と同様、会派に加わっていない。
新団長には、6選を果たした立民・今野典人氏(58)が就任する。今野氏は取材に対し「(会派名の変更は)議員の所属政党を分かりやすく伝えるのが目的。市議団として、新しいスタートを切る」と話した。
民権フォーラムは2018年4月、「民進党横浜市会議員団」から名称を変更し、21人で発足した。