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統一地方選2019
平塚、大和、南足柄の3市長選 14日告示、21日投開票

選挙 | 神奈川新聞 | 2019年4月13日(土) 05:00

統一地方選後半戦告知
統一地方選後半戦告知

 統一地方選後半戦は14日、任期満了に伴う3市長選と10市議選が告示される。市長選は、平塚と大和が現職と新人による一騎打ち、南足柄は現職と新人2人による三つどもえの戦いとなる公算。前半戦の知事選では投票率が40・28%と過去最低を記録しており、投票率の動向も注目される。いずれも21日に投開票される。


【平塚】現新の一騎打ち


 平塚市長選は、いずれも無所属で表明順に、新人で市国際交流協会理事の谷容子氏(53)と現職で3期目を目指す落合克宏氏(61)=自民、立憲民主、国民民主、公明党推薦=による一騎打ちとなる公算が大きい。

 市立中学校での完全給食実施やJR平塚駅周辺のまちづくり、少子高齢化対策などが争点となる。

 谷氏は「市民の思いを大切にした政治を取り戻す」と対話重視の市政運営を強調。市が進める見附台周辺地区や龍城ケ丘プール跡地の再整備計画の見直しを訴える。中学校給食は自校方式で2年以内の全校実施を公約に掲げる。

 落合氏は「まちづくりを次のステージに進める」とし、子育て世代流入と定住促進を重点政策に挙げる。中学校3年生までの小児医療費助成の所得制限を撤廃、中学校給食は4年以内に共同調理場の建設に着手すると主張している。

【大和】現職に新人挑む

 大和市長選にはこれまで、市議会副議長で新人の二見健介氏(41)と、4選を期す現職の大木哲氏(70)=表明順=がいずれも無所属での立候補を表明しており、一騎打ちとなる公算が大きい。

 二見氏は、大木氏が制定した市長任期を連続3期までに努めるとした多選自粛条例の順守を争点にする構えだ。「自ら決めた約束を守ることが政治家としての大切なスタンスではないか」と指摘。「次の大和へ」と世代交代を訴える。

 大木氏は、3期12年にわたって、実現を目指して取り組んできた健康都市の成果を問う選挙と位置付けている。「学童保育の増員などの子育て支援や認知症予防など高齢者福祉の充実を引き続き、行っていきたい」と意欲を見せる。

 2人は告示日前1カ月を過ぎてから名乗りを上げた。陣営に準備不足も見られる中、選挙戦を迎える。

【南足柄】現新三つどもえ

 南足柄市長選には、いずれも無所属で、3選を目指す現職の加藤修平氏(70)=自民、公明党推薦=、新人で市議の星崎健次氏(46)、新人で不動産投資業の諏訪部均氏(56)が出馬を表明しており、三つどもえの構図となりそうだ。

 加藤氏は2期目の実績として企業誘致や(仮称)道の駅金太郎のふる里の造成工事着工などを挙げ、「中学3年までの小児医療費助成や全小中学校エアコン設置」などを公約する。

 星崎氏は「周辺市町との関係修復に取り組み、広域行政で地域課題を解決する」と現市政を批判。「次の世代に負担を増やさないために、道の駅の建設には反対する」と訴える。

 諏訪部氏は、窓口業務を充実させるために職員50人増員を主張。「勤務時間を午後4時15分までとすることで、残業時間をなくし、実質賃金を上げる」などと持論を展開している。

 
 

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