任期満了に伴う横須賀・三浦市議選が14日、告示される。投開票は21日。定数40の横須賀市議選に50人、定数13の三浦市議選に16人が、それぞれ立候補する見通し。人口減や少子高齢化が深刻な2市での、地域経済の活性化や定住促進の進め方などを巡り、舌戦が繰り広げられそうだ。
定数減、50人見込み横須賀
横須賀市議会は昨年12月、定数を1減する条例改正案を可決。市議選への立候補予定者数は前回(54人)を下回りそうだ。
現職では5人が勇退、35人が出馬。新人は15人が立候補を予定するが、うち2人は現職の後継とされる。
党派別では、自民12人、立憲民主2人、公明7人、共産3人、神奈川ネットワーク運動1人、諸派2人で、無所属は23人。女性は4人にとどまりそうだ。
前回の投票率は1・39ポイント減の46・59%だった。
3月28日現在の有権者数は34万4372人(男17万880人、女17万3492人)。
前回比増、16人予定三浦
三浦市議選では、前回と同じ定数に、前回より2人多く出馬する見込みだ。
現職のうち、12期務めたベテランが引退を表明し、11人が立候補する見通し。一方、新人は5人が出馬を予定する。党派別では、自民5人、公明1人、共産3人、諸派2人で、無所属が5人。女性は4人が立つ。
前回の投票率は46・13%。前々回より約7ポイント下がり、記録が残る1959年以降では補選を除き、過去最低だった。
4月7日現在の有権者数は3万8089人(男1万8376人、女1万9713人)。