7日投開票の知事選と県議選の期日前投票で、商業施設「横須賀モアーズシティ」(横須賀市若松町)内に設けられた投票所が、市内11カ所の中で、最も多くの投票を受け付けたことが分かった。
市選挙管理委員会によると、市の施設以外で開設するのはモアーズが初めて。京急線横須賀中央駅に隣接する施設内に、1日から6日間開設した。
同じ6日間の、市選管や行政センターなど全11カ所の期日前投票者数は計3万5659人。うちモアーズは7658人に上り、全体の21・4%を占めた。県議選でも同様に“最多得票”だった。
市選管は「予想以上の数字。横須賀中央駅から少し歩く必要がある市選管での期日前投票者数が減っており、利便性の高さからモアーズを選ぶ人が多かったのではないか」とみている。
2016年の改正公選法の施行に伴い、自治体は駅や商業施設に期日前投票所を開設できるようになった。市選管は21日投開票の市議選でも、同様の対応を取る。