任期満了に伴う大和市長選(4月14日告示、21日投開票)で、市議会副議長の二見健介氏(41)が16日、市内で会見を開き、無所属で立候補することを正式に表明した。同市長選での出馬表明は初めて。
二見氏は「大木市政に対する評価は80点だが、3期目に入って多選による弊害が目に付くようになった。独善的な行政運営や人事の停滞を改善し、若い世代が住んで良かったと思ってもらえるような大和にしていきたい」と抱負を述べた。
政策には多選自粛条例の順守、財政の健全化、企業誘致による税収増、コミュニティーバスなど広域連携の推進、子育てしやすいまちづくりなどを掲げた。
昨夏から同僚議員らと新人候補の擁立を進めてきたが難航。1月下旬、市民から出された多選自粛条例順守の決議を求める陳情に背中を押され、2月中旬に出馬を決意したとした。